
新型コロナウイルスの影響が少なくなり、徐々に海外旅行や留学をする方が増えてくるといった傾向が強まる中において、海外の銀行口座を日本にいながら申し込みすることができる、三菱UFJ銀行の海外口座ご紹介サービスサービスを利用する方が急増しているようです。
三菱UFJ銀行の海外口座
日本だけでなく、海外の銀行口座を必要とする方が増えているそうです。例えば、日本円以外で預金することによって、資産を分散し、円の価値が暴落する時に備えたいという方や、他の国に出張をする人、旅行する人が、現地でお金をおろしたいというケース、また、留学をする人などは、海外の銀行口座があった方が便利だと思います。
三菱UFJ銀行では、アメリカとタイ王国の銀行の口座開設をサポートするサービスを提供しています。2022年の5月末時点において、3つのサービスを提供しています。その中のひとつが、タイの銀行をサポートするクルンシィタイ ベネフィットパッケージです。最近、日本企業でもタイ王国に人材を派遣するケースが増えています。こちらの銀行が提供しているクルンシィタイ ベネフィットパッケージは、日本からタイに出発する前に、タイ国内における、信頼度の高い大手銀行として知られているアユタヤ銀行のセービングスアカウントの申し込みや、タイ国内ではじまる新生活に必要な金融サービスの申し込みができるサービスとなっています。アユタヤ銀行は、すでに80年近い歴史のある銀行ですし、タイ国内に600を超える支店、6,000を超えるATMが設置されていますので、タイ国内の生活に欠かすことができない存在です。日本語でサポートしてくれますので、はじめてのタイでも安心です。
2つのアメリカの銀行口座お取次ぎサービス
カリフォルニアアカウント・プログラムは、カリフォルニア州を中心に、ワシントン州やオレゴン州に設置されているユニオンバンクATMで利用することができるサービスとなっています。米ドル建てで預金をすることができますので、旅行目的や出張目的としてでなく、簡単に資産を米ドル建てで預金することができる資産運用方法としても利用されています。
パシフィックリム・カンパニーベネフィット・プログラムは、同じアメリカの銀行口座の開設プログラムですが、パシフィックリム・カンパニーベネフィット・プログラムは、日本国内の会社に勤めている方の中で、アメリカに駐在する方、企業の派遣制度を利用した留学や研修をする予定の方に限って利用することができるサービスとなっています。アメリカ国内において、夫婦で使用する共同名義口座の製作のサポートもしてくれます。日本国内にいる段階で、アメリカの銀行口座の番号を知らせてくれますので、日本にいる時に入金しておけば、現地で現金を引き出すことができます。先ほどのカリフォルニアアカウント・プログラムとパシフィックリム・カンパニーベネフィット・プログラムは、同じアメリカの銀行を対象にしたサービスという共通点はありますが、似たようなサービスでも、内容は大きく異なっているということを理解しなければいけません。
三菱UFJ銀行の海外口座ご紹介サービスの注意点
三菱UFJ銀行の海外口座ご紹介サービスを利用する前に、知っていて欲しいことがいくつかあります。例えば、口座開設の手数料は無料ですが、開設した海外口座に送金する際の手数料は、利用者の負担になることや、申請には、日本の運転免許証やパスポートなど、身分を証明することができるアイテムが必要なので、事前に準備しておく事などは、事前に知っておくべきことでしょう。
また、カリフォルニアアカウントのサービスを利用する際には、W-8BENフォームをユニオンバンクに提出することによって、銀行に預けていた際の利息に対して、源泉税が免除されます。ただし、日本では税務申告対象になるので、注意が必要です。